桐の木は多孔質で、木の60%が空気層です。
その空気層の中には適度な水分が蓄えられ、遠赤外線の熱が輻射されるときに、この水分をほど良く含んで出てきます。
この水分が含まれた熱を「湿熱」と呼びます。
湿熱とは、例えば蒸しタオルを連想してみてください。蒸しタオルを肌にあてると気持ちがいいですが、あの蒸しタオルから水分が抜けて乾燥していたら、決して気持ちがいいとは思えません。
熱に水分が加わることで熱がマイルドになり、しかも身体の奥まで水分が熱を運んでくれます。
※こたつや暖房の熱は水分を含まず乾いている「乾熱」です。乾熱は湿熱に比べて、身体への刺激が強いので、ストレスとなり筋肉を緊張させてしまいます。