腎臓をよくする「食事の六ヶ条」⑥

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 腎臓をよくする「食事の六ヶ条」⑥

投稿日:2024年04月08日 09:00

6.低酸性の食材を選ぼう!

酸性の食べ物を多く摂ると、体が酸性に近づきいわゆる老化が進みます。アルカリ性に保つ食材を意識して摂りましょう。具体的にはやはり果物や野菜、海藻がおすすめ。また酸化しにくいオリーブオイルや玄米油など、日ごろから油にこだわることも大切です。

■適切に労われば腎臓は守り通せる

以上を踏まえつつ、何から手をつけていいかわからない方には、次の2つを日常食に取り入れることを強くおすすめします。それはズバリ納豆と芽もの類です。六箇条の3で大豆類は腎臓にいいとしましたが、大豆自体はさほど消化がいいものではないため、張り切って豆乳や煮豆を取り過ぎ、おなかを壊してしまう人もいます。

その点発酵食品である納豆は、納豆菌が消化吸収を助けてくれます。味噌や醤油で塩分を取ると良いとお伝えした理由もここにあります。大豆類はリンの含有率が低いことも嬉しいポイントです。また、野菜の中でも芽もの類は腎臓によいです。昨今話題のブロッコリースプラウト、カイワレ大根のような芽ものはAGEsを減らしてくれるというデータが出ています。

納豆にかける、お味噌汁に入れるなどして楽しむこともできます。忙しくて仕方なくカップラーメンを食べる時も、ブロッコリースプラウトをスープに散らして食べてみましょう。

>>>続く

腎臓内科専門医 葉子クリニック 内山葉子院長

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