良いことだらけの「腸内細菌」4

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 良いことだらけの「腸内細菌」4

投稿日:2022年11月07日 09:00

5.肥満や糖代謝の改善

短鎖脂肪酸は、腸管で吸収された後に全身で利用されます。エネルギー代謝を高めるだけではなく、脂肪細胞の肥大化を防いで、脂肪の蓄積を抑えて、痩せやすい体質に近づけてくれます。

短鎖脂肪酸は、脳にも作用して満腹感をもたらし、食べすぎを抑えるのでダイエットにも役立ちます。他にも糖の代謝に関わるインスリンと消化管ホルモンに関与することで、糖尿病の予防をサポートします。

6.脳機能の維持

短鎖脂肪酸のうち、酪酸には脳の炎症を抑えたり、脳の成長や機能の維持に不可欠な脳由来神経栄養因子(BDNF)を増やす働きがあります。これにより抗うつ効果や脳機能の改善につながっていると考えられています。

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