日本の住まいの知恵「人と人との関係を守り育てる」2
投稿日:2021年04月02日 09:00
1.人と人との関係を守り育てる
人を迎え入れ、ともに集うには、暮らしは「社会」のなかで営まれ、人と人
との関係の中で成立しています。住まいに交流の場を設けること、人との関
わりに配慮した設えを施すことは、社会的な生活を育み、住生活のみならず
それをとりまく地域社会を豊かにしていくことにつながります。
来訪者を気持ちよく迎え入れるには、植栽、前庭、玄関、格子、建物配置な
ど、集いをうながすには、続き間、縁側、土間、濡れ縁などです。家族が見
守り合い、成長するには、「家族」の生活や成長の器としての住まいのつく
りは、家族相互の関係に少なからず影響を及ぼします。
家族がお互いに心を配り、尊重し合う関係の形成に寄与するような住空間や
各部のつくりが大切となります。家族の集いをうながすには、畳(和室)、
板の間、土間、囲炉裏などの配置、家族の気配や様子を感じるには、襖、引
戸、障子、続き間、吹抜け、畳(和室)などが考えられます。
>>>続く
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https://www.lifestyle.co.jp/2021/04/post_1356.html
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