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健康と医療「小腸の偉大な働き」2-4
投稿日:2016年02月19日 09:00
二つ目は自主的に毒素を排泄させる機能です。悪い細菌及び有害的物質が口から入ってくると脳の嘔吐中枢に指令を出して嘔吐させ、それでも嘔吐しなかったら腸の保水細胞を刺激して保水細胞から水をたくさん出して危険な毒物を外に出して解毒するのです。つまり、下痢を起こさせて身を守るのです。
小腸は独自の判断で危険なものが入ってきたら脳に指令を出して嘔吐させ、それがだめなら腸自体にためていた水を一気に腸内にあふれさせて、下痢を起こすという独自の意思を持ったすぐれた臓器といえるのです。この毒を排出させ身を守ろうとしているのですから、小腸がいかに賢い臓器であるかがわかります。その指令をしているのが小腸に存在しているセロトニンでです。
参考文献:「森愛の響き」鶴見隆史医師著
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