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健康と医療「小腸の偉大な働き」1-2
投稿日:2016年01月05日 17:00
藤田氏は発生学的に「腸そのものが、ものを考える」と結論づけました。腸だけの動物も「お腹が空いた」とか「何か食え」とか生きていくための指令を出しているのだと。その指令を受けるのが「口」(腸の入口)の周囲のひげ(触角)だそうで、ひげ(触角)を駆使して餌をつかまえ、口の中に入れ生命を保っています。
腸は食物の成分を素早く認識したり、毒素の排泄を指示したり、脳と同じ原理で絶妙な働きをしている、とんでもない器官であると藤田氏は述べています。しかも腸は発生学的には、腸(小・大)→全身というように、脳より先にできて脳に優先している器官です。それゆえ、脳の指令は腸には行かないで、反対に腸の指令は脳に届くのです。脳は随意筋という筋肉を動かすために発達した臓器の一つにしかすぎないのです。その証拠に内臓は脳が停止しても動き続けます。
参考文献:「森愛の響き」鶴見隆史医師著
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https://www.lifestyle.co.jp/2016/01/post_899.html
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