「偽装問題の原因と対策」
投稿日:2015年10月29日 09:00
2015年10月15日から始まったマスコミの報道は連日「横浜マンション傾斜」のデータ偽装問題です。又、有名電機メーカーや外国自動車メーカーの偽装問題もありました。「有名ブランド」と呼ばれるメーカーに起こる偽装問題は、競争激化の中で「販売優先」、「利益確保」のために、無理な企業計画を実施しているからでしょうか。何か有名ブランドの崩壊が起こり、経済界が混乱する危機を感じてしまいます。
日本の建設業界は2000年に入ってから、偽装問題と共に違法建築がマスコミを賑わすようになってきました。ビル・マンションに限らず戸建住宅にも多発していますので、この原因究明と対策を早く講じてほしいと思います。私は直接消費者の方々と話す機会が多いので、消費者の代弁者として語らせてください。
大手企業に失望するのは「新聞広告で夢のような住まいの理念や立派なカタログを見て感動して購入はしたが、実際に仕事をする現場の人達に企業の理念を見ることはなく、その落差に失望した」という話です。ですから、リフォームは別の業者を捜しているという消費者が多いのです。トップの方々の理念が現場には届いていないのです。これは企業の大小に限らず起こっている現場の実態で、長い期間続いています。
原因が判ったら「現場の大改革」に真正面から取り組んでもらいたいのです。今までは、コンクリート造も木造も構造材についての説明は避けることが出来ました。しかし、最近の偽装問題の多発によって消費者は納得しなくなりますので、営業社員と現場社員の育成が必要です。又、慣れ合いの現場改革には、トップの方々の抜き打ち検査は顧客にも、企業にも良い結果をもたらします。
住宅リフォーム教室 主宰 山川義光
住み慣れた我が家のメンテナンス・リフォーム、冷暖房の節電効果が高い桐の住宅内装材(床、壁、天井、収納等)の新築・リフォーム工事はライフスタイル総合研究所03-3449-1021までお問い合わせください。
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