健康と医療「睡眠は疲労回復の特効薬」
投稿日:2014年10月29日 09:00
■朝の起床
質のよい睡眠をとるには、様々な方法があります。最も重要なのは、規則
正しい生活を送って就寝時間にはさっさと眠りに就く生体リズムを整えるこ
とです。
そのためにはまず朝の起床がポイントです。朝起きたらまずカーテンを開
けて太陽の光を取り込みましょう。私たちの体は光を浴びると自然に目が覚
めていくようにできています。朝が弱い人は部屋のカーテンを一部開けてお
いて朝日が入るようにするとよいでしょう。
また、目覚まし時計をセットして起きる人は多いと思いますが、実はあま
り体によいことではありません。大きな音によって起きるということは脳に
ストレスを与えてしまいますから、太陽の光で自然に目覚めるようにしまし
ょう。
■効果的な昼寝
仕事や家事などが忙しくて、なかなか睡眠時間の取れないという方も多い
と思いますが、そういう方には昼寝がおすすめです。昼寝というと、真面目
な日本人の社会では「怠け者」というレッテルを貼られそうですが、海外で
はシエスタと呼ばれる昼寝の習慣があって、日本でもシエスタ制度を取り入
れている会社が増えています。
昼寝は疲労回復にとても効果的で、夜の睡眠の3倍の効果があるといわれ
ています。昼寝は食後の眠気を解消し活力を与えてくれます。シエスタ制度
を取り入れている会社は、導入した後に業績が伸びたという報告もあります。
しかし、あまり長く寝過ぎては逆効果になりますので、あくまで「仮眠」
として20-30分程度をとるようにしましょう。また、昼寝の直前にコーヒー
を飲んでおくこともポイントです。これは、コーヒーには覚醒作用があり、
飲んでから30分後くらいに効果が現れますから、30分程度の仮眠をとる場合
には丁度よいタイミングで効果が現れてきます。目覚めの悪い方もコーヒー
の覚醒作用ですっきりと目が覚めて、午後からの仕事をはりきって取りかか
ることができます。
■環境も大切
睡眠環境を整えることも重要なポイントです。具体的には寝具や部屋の明
るさ、温度、音などを睡眠に適した状態にすると心地よく眠りにつけるよう
になります。太陽光などに代表される光は体を目覚めさせる効果があります
が、太陽光のような明るい光だけでなく室内の照明や、携帯電話の画面から
出るブルーライトなどにも同様の効果があります。
特に液晶テレビや携帯電話などから出るブルーライトは体内のホルモン分泌
を抑制する働きがあるといわれ、睡眠の質に大きく影響します。眠りにつく
2-3時間前には、テレビも携帯電話も見ないほうがよい睡眠をとることに
つながります。
また、アロマなどを普段の生活に取り入れている方は、おやすみになる前
に取り入れると効果的です。緑茶の缶のふたを開けたときなどに香る「みど
りの香り」は香りを嗅ぐだけで疲れを軽減できる魔法の香りです。この香り
を嗅ぐだけで疲れが軽減されることが様々な実験により明らかになっていま
す。
また疲れを軽減させるだけでなく、リラックスしたいときにも効果がありま
すので睡眠時には特におすすめします。
秋は涼しくなり、睡眠に最適な季節です。質のよい睡眠をとることによっ
て疲れ知らずの毎日を送りましょう。
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