ジャンクフードに注意

ライフスタイル総合研究所



 ジャンクフードに注意

投稿日:2012年12月15日 09:00

ジャンクフードとは、スナック菓子やインスタントラーメン、ファースト
フード(牛丼・ハンバーガー・ホットドッグ・フライドチキン・シェイク)等、

手軽に食べられるが栄養価に疑問のある食べ物を指します。糖質や脂質が多
く含まれていて、米国で生まれたものが多くあります。

 健康で長生きするには、親から子に伝わる遺伝子の働きが大きいのですが、

遺伝子が人の寿命に影響を及ぼす割合は約25%ほどで、しかもこの遺伝子の
恩恵は40歳頃までにほぼ使い切ってしまいます。「40歳から始める100歳ま
でぼけない習慣」(白澤卓二著、朝日新聞)の中の第2章の中に「ジャンク
フードは危険」の頁があり、ジャンクフードは体を痛めつけると指摘してい
ます。それだけでなく、ジャンクフードをやめられない人の脳の中はドラッ
グ中毒者と同じ状態とまで言い切っています。
 米国民は多くのジャンクフードに取り囲まれているせいか、健康を害して
いる人が多く、平均寿命も先進国の中では短い部類に入ります。ネズミを使
った実験では、あるグループには栄養価の高いバランスの摂れた健康食品を
与え、もう一つのグループにはジャンクフード、ベーコン、チーズケーキ、
ソーセージなどを制限なく与えました。するとジャンクフードを与えられた
グループは体重が増え、活動も減りました。

 ジャンクフードにはドーパミンの分泌を盛んにする作用があり、これは麻
薬を吸ったり、性的な快感を得たり、濃厚なデザートを食べる時と同様だと
言われています。簡単に快楽を得るには高カロリーなものを食べれば良いと
学習してしまった結果、食事でも中毒になることが実証されました。

 いつでも美味しいものが食べられる飽食の時代、ついつい高カロリーなも
のを食べてしまいますが、たかが食事と侮らない注意が必要です。健康は自
分の責任で生活習慣の改善などを心がける必要があります。



https://www.lifestyle.co.jp/2012/12/post_615.html
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