「本物のサプリメント」1
投稿日:2012年02月03日 09:00
世の中にはそれこそ掃いて捨てる程サプリメントが存在し、それこそ何万
何十万というサプリメントが製品化されています。しかし、それは製品がそ
の位出ているというだけで、種類としてはせいぜい100種類もありません。
サプリメントは「人間が必要とする栄養素を取り出して強調して製品化した
もの」と言えます。
そこがいわゆるドラッグと違うところで、ドラッグつまり「西洋薬は非常
にピュアーな化学式を取り出し固めた物」です。本質はピュアーな化学構造
そのものか、よくてピュアーなものをいくつか足したものなのです。それ故、
無機的な存在で、例えば副腎皮質ステロイドホルモンの薬などは副腎皮質の
ホルモンの化学構造だけを作りカプセルや錠剤にしたものです。
こういった化学構造式の塊だけを身体に入れるやり方を西洋医は行うので
すが、こういうピュアーなものを体にいれると効きは極めて強く出る代わり
にあっという間に人間のホメオスターシス(恒常性)は崩れ、副作用のみな
らず余病(新しい病気)が発症します。効くのは良いとしても新しい病気に
さい悩まされ、かえって短命に終わることも少なくないのです。それ故とて
も長期間に渡って飲むことは出来ません。
そこで出てきたのがサプリメントなのです。サプリメントはかような西洋
薬のようなピュアーなものではないということです。その本質は人間が毎日
食べている栄養素の一部なのです。ならば、毎日の食事で充分ではないか?
と言う人もいるでしょう。以前の野菜ならば確かにそうだったんです。しか
し、現代の野菜は1950年に比べて栄養素が格段に落ちているのです。
鉄分はその典型です。(100gあたり)
鉄 1950年 2005年
ホウレン草 13.3 1.0
人参 9.0 0.2
わけぎ(ネギ) 17.0 0.4
(出典:五訂日本食品標準成分表より)
これは鉄分の量ですが、たった55年間で何と低下したことか!まさしく大
変な栄養素の激減なのですが、これはもちろん鉄分だけではありません。カ
ルシウムもマグネシウムもビタミンCも、いやほとんどの栄養素が大きく減
っているのです。その理由は色々あるでしょうが、やはり農薬の使いすぎが
第一の原因でしょう。その他色々と理由はあるのですが、我々日本人はこの
大きく栄養素の減った野菜を食べさせられているという現実があるのです。
1億3千万人全てが、かような野菜を食べているとなると、これは大変な
ことです。人体にとって最も必要な修復力担当の栄養素のミネラルとビタミ
ン、ファイトケミカル、酵素が取りにくくなっているということだからです。
人間は筋肉にしたり、組織にしたり、エネルギーにしたり、いわゆる3大栄
養素(タンパク質、炭水化物、脂質)が必要ですが、これだけしか摂取して
いないとすぐに病気になり死んでしまうことが判っています。
動力の補助がなければエネルギーも免疫も低下してしまい、そもそも排泄
が疎かになると細胞の入れ換えや修復も疎かになります。その担当がビタミ
ン、ミネラル、ファイトケミカル、酵素、食物繊維に他なりません。その大
事な栄養素が野菜から取りにくくなっているのです。誠に困ったことです。
そこでかような不足するビタミン、ミネラル等を強調して集めたカプセルや
錠剤が必要になってきます。
サプリメントの目的の一つは「不足した栄養素の補充」ということになり
ます。良いサプリメントはそれ故、大切な栄養補充であり、大変意義のある
存在と言えます。誰が何を飲むかはその人その人で特に不足しがちな物を飲
めば良いということになります。
「鶴見式酵素」
http://www.lifestyle.jp/turumikoso.htm
https://www.lifestyle.co.jp/2012/02/post_421.html
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