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汚染土壌浄化にヒマワリ
投稿日:2011年05月11日 09:00
福島第一原子力発電所事故で汚染した土壌の放射性物質をヒマワリに吸収
させ、細菌で少量化する計画を宇宙航空研究開発機構の山下雅道専任教授ら
宇宙農業に取り組む研究者有志が進めています。ヒマワリを復興の象徴にと、
福島県内でヒマワリを栽培してくれる参加者も募っています。
1986年のチェルノブイリ原発事故でも土壌浄化にヒマワリや菜の花が使わ
れました。放射性セシウムは肥料の一つであるカリウムと性質が似ており、
カリウムなどの肥料を与えなければ、ヒマワリなどはセシウムを取り込みや
すくなります。
収穫したヒマワリは、焼却処分にすると煙が出て放射性物質が拡散する恐
れがありますので、堆肥作りに利用されている「高温好気堆肥菌」を使って
ヒマワリを分解させる計画です。この菌によりヒマワリが分解すると、体積
は1%程度になり、放射性廃棄物の量を減らすことができます。
https://www.lifestyle.co.jp/2011/05/post_510.html
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