もしも被爆したら…

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 もしも被爆したら…

投稿日:2011年03月30日 09:00

 1945年8月9日、長崎に原爆が投下されました。その爆心地から、たった
1.8kmのところで、当時聖フランシスコ病院医長であった秋月辰一郎博士と
病院関係者は全員被爆しました。博士は、次のように職員に命令したと言い
ます。「爆弾を受けた人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけてにぎるん
だ。塩からい味噌汁を作って毎日食べさせろ。」(秋月辰一郎著「死の同心
円?長崎被爆医師の記録」講談社刊・絶版)

 「放射線宿酔」と呼ばれる、レントゲンを受けた後に起こることがある全
身の倦怠や頭痛などの症状には、体験上、生理食塩水より少し多めの塩分を
含んだ水を飲むと良いということをとっさに思い出し、原爆の放射能から体
をガードするには、塩が有効であると考たのでしょう。みそ汁の具はカボチ
ャ、わかめを多く取ったようです。塩のナトリウムイオンは造血細胞に活力
を与えるという、彼自身の食養医学によってです。

 すると、そのとき患者の救助にあたったスタッフに原爆症の症状は出なか
ったのです。博士は人間の体質にとって、味噌が実に大切であると説いてい
ます。博士は、「体質医学」の大切さを主張し、次のように言っています。
「それは、人間の体質を作り変えることが医学の本然の姿であるという信念
による。人間の体質を作り変えて、病気にかからなくてすむ身体、また病気
にかかっても軽くて治る身体になることである。また、慢性疾患に罹患して
いても、体質を変えていつの間にか病気が離れる身体になる、この医学であ
る。」

 そう言えば、病院の放射線検査の前の日に昆布茶を飲むように言われたこ
とがありますので、海藻のヨードは放射線を除染できるのではないかと思い
ます。そして玄米、味噌、海藻などヨードを含む食品からなる伝統的日本食
を取ると免疫力が高まり、体内の毒物を排出することができるようです。

 原爆で被爆しても原爆症が出なかった人たち  

http://otsukako.livedoor.biz/archives/30327358.html



https://www.lifestyle.co.jp/2011/03/post_500.html
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