桐の活用
投稿日:2007年12月28日 09:31
日本全国高気密高断熱の家が立ち並び、強制換気とセントラルヒーティングの家を買い、これで安心して暮らせるとホッとした人が2007年までに何万人といたことでしょう。ところが原油高騰による光熱費の圧迫は地方によって、その家の売却話になるほど深刻化してきました。
せっかく床暖房を設置してもお客様が来られたとき以外は床暖房を入れない家庭も少なくないとか。一部屋試してみてはいかがですか?桐の内装リフォームを。茨城県ぐらいの気候ですと、15mmの桐の床、12mmの桐の腰壁、9mmの桐の羽目板でリフォームした部屋の場合、夏冬冷暖房が全く要らない住環境が出来ます。
桐は高いのではないかとお思いの方はちょっと木の値段を考えてみてください。通常の桐は、全て柾目を使用しますので、柾目だけを集めて分からないように横に何枚も柾目の桐を貼り付けているのです。
しかし、断熱性と遠赤外線効果に特化して考えれば、柾目でも板目でも構わないのです。柾目だけを桐の原木から取ろうとすれば原木全体の70%は廃材にせざるを得ません。しかし、板目でも柾目でも良ければ、原木全体の70%が使えるのです。こうして従来の三分の一の価格に抑えられた桐が今日本中のエコ対策に使われ始めました。
ご自身でもやってみませんか。9mm×910mm×1820mmの桐の板はホームセンターで一枚2500円程度で売っています。これをサッシの内側寸法に切ってはめ込んでみてください。夜の暖房は従来の三分の一も必要なくなります。桐はやわらかいので、のこぎりで切るのに時間は1枚30分もかかりません。
桐は断熱性が高く、調湿作用もあり、嬉しい事に木のなかでは一番火に強い木です。杉の発火点は238℃なのに対して、桐は450℃と断然火災に強いのも安心です。カーテンではどうしても左右下からの隙間風が入ってきますが、桐の板は湿気を帯びると膨張しますので、特に朝方サッシに水滴が着く前に桐が膨張してサッシの隙間を埋めてくれます。
寒い地方でしたら思い切って24mm厚の桐の床をゴザ代わりに敷いてしまうことをお勧めします。例え気温が低くとも桐は遠赤外線効果が高いので、素足で歩いても冷たさを感じません。少なくとも床暖は要らなくなります。
軟らかい木なのでキズを心配される方もいらっしゃいますが、日本人はもともと素足で室内を歩いていたのに、いつの間にか固くて冷たい床がフローリングと称して住宅のステータスになってしまいました。これによって、冷え性、腰痛、自律神経、不妊、切れる子供達、イライラする主婦が急増しました。一度暖かくて軟らかい桐のフロアーをご体験ください。あー、これがほんとうの住まいなのかぁと実感される事でしょう。
リフォームは面倒臭いと言う方には、桐の座布団、通称桐あったかマットは医療用ベッドのシートに軟らかい桐のムク材を貼り付けた冷え防止の決定版です。特に腰痛の方や肥満を解消したい方にお勧めです。また、桧は元気が出るフィトンチッドを発しますが、桐は安らぎのフィトンチッドを発しています。この桐でベッドを作ってみました。ベッドの一番底には医療用ヒーター、そして竹の炭も大量に入れました。
勿論お布団を敷かれてもいいのですが、やさしい桐の上に直に寝てみてはいかがでしょうか?なんともいえないやさしい温かみに包まれます。そして良く眠れるのです。省エネで芯から健康になれる桐めんえきベッドをあなたの夜の夢を運ぶ船として、寝室に係留してみませんか。一生の一品です。
桐についてのご質問は是非ライフスタイル総合研究所へお電話ください。
桐の植林から製品まで担当のスタッフがお答え致します。又、桐あったかマットと桐めんえきベッドを体験することも出来ます。
TEL 03-3449-1021
桐あったかマット
https://www.lifestyle.co.jp/kiribed_03.html
桐めんえきベッド
https://www.lifestyle.co.jp/kiribed.html
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