建設教育研究推進機構
投稿日:2007年06月11日 09:43
技術者資格の国際相互承認の動きの中で、世界標準の一つに資格取得後の継続教育が掲げられています。わが国においても、土木学会、日本技術士会、建築士会、全国土木施工管理技士会連合会等の継続教育CPDが動きだしていて、自己能力の維持・向上の研鑽が求められています。これは教育の重要性を問うもので、ものづくり産業での建設業にとっては緊要、かつ長期的な課題です。
そこで、「技術者の質の向上を目的とした、良質な技術者の育成及び確保」、「技術者が資格取得後も継続的に学習を行うCPDと時機を連動し、信頼の足る講習等の実施」、「技術力継承のために人材育成に努める企業の支援」等を実施テーマとして、大学教員、ゼネコン・設計コンサルタント、新聞・出版社等の教育の専門家21名で特定非営利活動法人(内閣府認証)「建設教育研究推進機構」(理事長大野春雄:攻玉社工科短期大学名誉教授)」を2007年3月16日に法人登記し、設立致しました。
主な事業内容は、「事業継続計画(BCP)・リスクマネジメント・防災計画・環境ビジネス等の分野における調査・研究及び指導に関する事業」、「継続教育に用いる教育プログラムの開発と技術者の能力向上を目的とした技術士・一級土木施工管理技士等の国家資格取得セミナーを開催し、人材育成を行う事業」、「地域安全・災害救援に関する研究会を主催し、市民を対象とした公共工事の理解を促進させるための事業」等です。
当機構は多様な主体の交流と連携を計りながら、国内外の個人及び大学、官民研究機関、企業、協会等の団体に対して、建設系技術者、開発研究者の育成と技術向上に関する取り組みを推進する組織です。
当機構の設立を記念した第1回目の事業であるシンポジウムは、建設系技術者の質の向上を目的とした方策を探るプログラムで構成されています。内容は当機構の事業活動テーマに載り、多角的なアプローチから良質な技術者の育成を目指すことを主眼にしています。
皆様の積極的な参加をお願い致します。
建設教育研究推進機構 理事長 大野 春雄
■建設教育研究推進機構 設立シンポジウム
「設立趣旨および事業内容の紹介」
建設教育研究推進機構 理事長 大野 春雄
「企業の防災投資促進技術の現状と今後の展望」
武蔵工業大学総合研究所 特任教授 星谷 勝
「過去の災害から見た防災教育の重要性」
首都大学東京 教授 岩楯 敞広
「事業継続計画(BCP)の必要性と普及活動」
ERS 代表取締役社長 草野 直幹
「国際協力と技術者教育」
東急建設海外部 部長 酒井 邦登
「環境対策と技術者倫理」
中央大学理工学部 教授 姫野 賢治
「環境リスクと環境ビジネスの対応」
フジタ 技術センター副所長 齋藤 悦郎
日時:2007年7月11日(水曜日)13:00-17:00
場所:文京シビックホール・小ホール
東京都文京区春日1-16-21
主催:特定非営利活動法人(内閣府認証)建設教育研究推進機構
後援:山海堂、土木学会、武蔵工業大学、中央大学、首都大学東京、神奈川大学、芝浦工業大学、日刊建設通信新聞社、日本地震工学会、地域安全学会
参加費:3,000円(資料代含む)学生は無料
問合せ先・申し込み先:
建設教育研究推進機構 事務局
東京都文京区本郷5-5-18
TEL03-3816-1729/FAX03-3816-1635
E-mail tokyo-office@npo-cepec.org
http://www.npo-cepec.org/
https://www.lifestyle.co.jp/2007/06/post_205.html
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