国際金融センター
投稿日:2007年06月01日 09:34
山本金融相は都内の講演で、東京の日本橋から兜町にかけての都心部に、内外の金融機関や法律・会計事務所が集積する国際金融センターを構築したいとの考えを明らかにしました。ロンドン東部の造船所跡地再開発で誕生した新金融センター「カナリー・ウォーフ」を参考にして、有力な外資系金融機関の誘致を進めて東京市場の存在感を高めたい考えです。
日銀本店のある日本橋から東京証券取引所が位置する兜町付近には国内金融機関が集積している一方、外資系は新しいインテリジェントビルの建ち並ぶ港区が多いようです。
山本金融相は、先のゴールデンウィーク期間に開業した新丸ビル(地上38階、地下4階建、4月28日?5月6日の9日間で122万人が来場)は、入居企業の約70%が外資系だと指摘をして、外国人が働きやすい環境を整えることが、国際金融センターの実現には重要との考えを示しました。
今後、政府の都市再生本部に提案して容積率緩和などの支援策も検討していく方針のようです。
https://www.lifestyle.co.jp/2007/06/post_204.html
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