「メタボリックシンドローム」2

ライフスタイル総合研究所



 「メタボリックシンドローム」2

投稿日:2007年04月26日 16:30

◇日本の診断基準

 日本では日本人の体系や内臓脂肪型肥満の重要性を考慮して、2005年に日本内科学会総会で日本における暫定的な診断基準を発表しました。

 日本の診断基準では、次の1.と2.を満たす場合に、「メタボリックシンドローム」と診断されます。

1.内臓脂肪型肥満(内臓脂肪面積100平方cm以上)の目安として、ウエスト 周囲径が男性で85cm以上、女性で90cm以上であること。

2.以下の3項目のうち2つ以上を持っている
 ?空腹時血糖値が110mg/dl以上
 ?収縮期血圧130mmHg以上 かつ/または 拡張期血圧85mmHg以上
 ?トリグリセリド(中性脂肪)値150mg/dl以上 または
  HDLコレステロール値40mg/dl未満

◇簡単にできるセルフチェック

 まずウエスト周囲を測ってみましょう。測定の際に気をつけるポイントは、ウエストの一番細い部分ではなく、おへその周りを測定することです!

 立ったまま軽く息を吐いた状態で測定してください。男性で85cm以上、女性で90cm以上ある方は内臓脂肪型肥満の可能性があります。その場合は上記数値を参考にして、最近の血圧や血液検査の血糖値・トリグリセリド(中性脂肪)値・HDLコレステロール値をチェックしてみてください。

 上の3つのうち2つ以上当てはまるようであればメタボリックシンドロームの可能性が高いので、病院に行き受診してみるのが良いでしょう。必要に応じてCTや動脈硬化検査などを調べ、治療方針を相談してみてください。



https://www.lifestyle.co.jp/2007/04/post_197.html
コメントなどを募集中!
コメントしたことがない場合ライフスタイル総合研究所の承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。




ライフスタイル総合研究所について会社概要業務内容営業拠点 
Copyright(c) 1997 by (株)ライフスタイル総合研究所