「フコイダン」について Vol.2

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 「フコイダン」について Vol.2

投稿日:2006年11月10日 14:40

 海藻の話しをする前にヒトの体の仕組みを理解すると、海藻がいかに体に優しいか理解しやすいでしょう。

キーワードは『糖鎖』という物質です。

<自己防御(免疫)システム>

 私たちが風邪など様々なウィルス、ガンなど悪性化した細胞から身を守るシステムを広い意味で免疫と呼びます。

 例えばウィルスなど異物が体に侵入した時に免疫は、ウィルスを異物と認識し攻撃して排除します。さらに免疫には麻疹(ハシカ)のように一度経験した同じ病原菌が再度侵入した時、すぐさま排除できるように記憶をする機能(抗体)も持っています。

 また、ガンなどの悪性化した細胞は元々体に存在した異物ではない細胞です。ストレスなど何かの原因で細胞がガン化して異物に変異します。免疫はこのような異物化した細胞もウィルス同様に排除するシステムを持っています。

 異物を認識し排除する中心は免疫細胞といわれる骨髄の幹細胞から作り出されます。では、免疫細胞はどのようにしてウィルスやガンなどの異物を認識するのでしょうか?

 答えは肝臓や細胞内で合成された『糖タンパク質』『糖脂質』などを代表とする『糖鎖』と呼ばれる物質が『異物の認識シグナル』として活躍します。

 『糖鎖』とは糖と他の物質が鎖状に結合した物質を指します。聞きなれない言葉かもしれませんが、ご存知の血液型(ABO型)が不一致だと輸血が出来ない場合があります。これは輸血される血液型の糖鎖構造を、免疫が不一致と認識し排除するシステムが働くからです。

 また『糖鎖』はガンなど悪性化した細胞表面に、『特異的な糖鎖』のシグナルを出し、免疫細胞を呼びかける(応答)など細胞認識に欠かすことの出来ない働きをします。

<まとめ>
糖鎖は抗原(免疫や抗体を生産する物質)の中心として働き、免疫は糖鎖シグナルにより機能を開始します。


フコイダンドリンクSTEM01(ステムゼロワン)の詳細はこちら



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