簡単に修繕

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 簡単に修繕

投稿日:2004年06月16日 11:26

 日ごろ気になっていても、ついそのままになってしまうのが、住まいの傷や汚れではないでしょうか。物を動かしたり、掃除の時についうっかりつけてしまった傷や汚れを自分で修繕できる何かいい方法はないのでしょうか?

実は自分で直すことが可能なのです。 フローリングの場合、用意するものは専用の補修剤です。補修剤にはそのまま傷に塗り込んで使うペン型やマニキュア型があります。また、くぼんだ傷を補修するにはハンダごてやドライヤーの熱で溶かして流し込むタイプの硬めのクレヨン型やスティック型を使うと便利です。床と補修剤の色をいかに近づけるかがポイントになります。

 くぼんだり、えぐれたりした傷は、まずフローリングにできるだけ近い色の補修剤を選び、ハンダごての上で溶かして、くぼんだ傷の上に流し込みます。はみ出ても後で布で拭き取れば大丈夫ですし、何度でもやり直しがききますので安心して試せます。あとは、こてやへらで表面の凸凹をならした後、目の細かな紙ヤスリなどで表面を磨き、専用のペンを使って木目を書きます。仕上げに樹脂ワックスを表面にかければきれいに見え、傷もつきにくくなります。補修剤は品数も増え、色も豊富で30種類ほどあり、1本300円前後です。

 壁の継ぎ目のすき間や汚れも気になります。特にすき間は年月の経過とともに目立つようになります。補修に必要な材料や道具は壁用の穴埋剤とへら、マスキングテープです。まず、壁紙のすき間の左右に沿って、長めにテープを張ります。すき間に沿って押しつけるように穴埋め剤を塗ります。はみ出したら、へらで平らにならし、あとは固まる前にテープをはがせば終わりです。

 台所や浴室、洗面所など毎日使う水回りのタイルの目地は、マイナスドライバーで欠けて弱くなった目地を丁寧に取り除き、ドライヤーで乾かしてから、マスキングテープを目地に沿って張り、シリコン系の充填剤を埋めます。へらで表面を平らにならし、充填材が乾く前にテープをはがして完了です。
はじめから上手くやろうと思わずに、楽しみながらやってみることが上達するコツのよう膨らみそうです。



https://www.lifestyle.co.jp/2004/06/post_33.html
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