森がろ過した天然の水「白神山水」
投稿日:2003年11月17日 02:13
数々の渓谷から山稜に至るまでをブナを主体とする原生林が覆う白神山地は原始の森が息づく世界でも数少ない山域です。うっそうたるブナの森は優れた保水能力を持つと同時に、土壌流出を防ぐ役割も果たすことで、洪水・鉄砲水から人間生活を守ると共に、豊かな水資源の基盤となってきました。ブナの森が「緑のダム」と呼ばれるゆえんでもあります。
白神山地のブナの森に降った雨水や雪解け水は地面を覆っている木の葉や下草に抱きとめられてゆっくりと土にしみこんでいき、やがて膨大な水量をその山懐に豊かに湛えます。その水はまさに白神山地ならではの環境が生み出した大自然の恵みであり、生命の水です。
ブナの森が育んだミネラル豊富な、この水に着目した白神の里・藤里町ではこの水を「白神山水」と名づけ、広く全国の人々にお届けするための生産施設を建設し、2003年9月、本格的に稼動が開始されました。「白神山水」を育んでいる白神山地は貴重な世界自然遺産の地です。取水源である物見山も、周辺に位置しているため、自然環境への配慮には万全を期す必要があります。
「白神山水」の取水は一般的な縦型ボーリングを行わず、取水場所まで山腹から横にボーリングして自然の原理に基づいた方式で山中の天然水を取水しています。元水は集水管から直接送水管に送られ、6.2km先の生産工場まで送水されるという方式をとっているため、貯水タンク等も不用で、また、一切外気に触れることなく送水可能なことから、ほとんど雑菌等の混入も発生しない取水環境を実現しています。
ミネラルを豊富に含んだ「白神山水」は非加熱でそのまま飲むことができることが特徴です。そこで「白神山水」は天然の美味しさにこだわって、高精度なセラミックフィルターによる非加熱でのろ過、無菌化を実現しています。この最新鋭のセラミックフィルターはミクロン単位での異物除去性能を持ち、熱を使わずに完全除菌を可能とした優れものです。これによって、天然水本来の味わいを安全にお届けできることになりました。
セラミックフィルターでろ過した水は「高密度磁束活性水装置」によりマイナスイオン化されたのち、ボトリングされます。イオンとは空気中にある電気を帯びた微粒子で、イオンにはプラスとマイナスの2種類があり、プラスイオンが「疲労のイオン」といわれるのに対し、マイナスイオンは「快適イオン」「元気のイオン」などと呼ばれています。
現代の生活環境は健康にとって好ましくないプラスイオンが多い現状といわれ、バランスよくマイナスイオンを生活に取り入れていくことが健康のカギともいわれています。マイナスイオンのメリットとしては病気や老化の元凶となる活性酸素の発生を抑えたり、体内のミネラルバランスを整えて、健康を保ったり、血管中の老廃物等をとり除く、などがあるといわれています。
白神山地の生きた水をさらにイキイキとさせるためのマイナスイオン化は「白神山水」の大きな特徴の一つになっています。「白神山水」の生産にあたっては自然環境に影響することがないように、母なる山地から湧き出た分だけを「白神山水」として販売することにしており、売上の一部は白神山地保護のために活用されることになっています。そのため、大量生産・販売はあえて行わず、会員制による販売システムが導入されています。
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https://www.lifestyle.co.jp/2003/11/post_64.html
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