快適住空間を創る「白色珪藻土壁材」
投稿日:2001年02月16日 12:36
■「予算がないから内壁はクロスに?」
身体の健康・快適・清潔は私たちの衣服の素材で決まります。もしあなたが汗の吸・放湿性のない化繊の肌着に、化繊のシャツを身に着け、しかも、その肌着やシャツから低濃度の化学物質が絶えず出ているとしたら、あなたの身体は当然、不快で不潔、そして体の変調をきたすことでしょう。
現代住宅の多くはこれと同じことが行われているのです。居住空間を私たちの身体に見立てますと、天井や壁は私たちの肌着やシャツなのです。
現代住宅の多くは天井や壁に吸・放湿性のない素材が多用され、しかも、これから低濃度の化学物質が出ていることが指摘されています。当然住む人の健康を害することになります(シックハウス症候群)。住む人の健康・快適を左右する天井や壁材にまずお金をかけ、そして次に家具などに予算を割くべきではないでしょうか。しかし、実情はどうでしょうか、「予算がないからビニールクロスに」と余りにも安易に決められるケースが多いようです。
そしてその結果は、汚染物質を取り除くために改修したり、空気清浄器を購入したり余計な出費をすることになります。
自然素材の白色珪藻土壁材を地下室や室内の天井、壁に施工してはいかがでしょう。
■「家は一生もの」は昔のこと?
日本の住宅は昔は100年もつものも珍しくなく、「家は一生もの」といわれました。しかし、今は20年-30年の寿命のものも少なくありません。これは建物の基本的な「雨・露をしのぐ」という機能が欠けているためです。現代住宅の外壁の多くは、衣服に例えれば化繊のスーツ、そしてレインコートで包んでいるようなものです。
これでは当然建物も健康な状態ではありません。木造の構造は蒸れて、最終的には腐ってしまいますので、貴重な住まいが長持ちしません。
白色珪藻土壁材は通気を考えた建築工法と組み合わせることにより、建物の耐久性を高めることができます。
■人、建物、地球環境のために
アトピーや喘息はカビ・ダニなどがアレルギーの主な原因といわれています。湿気、結露、ジメジメがカビ・ダニを発生させる温床ですから、まず湿気対策の工夫が重要です。湿気対策は住む人と建物の健康を図ることになります。
近年、産業廃棄物などのゴミは大きな社会問題になっています。とりわけ建築廃材は膨大な量で、しかも、大気汚染や地球環境にダメージを与える物が多く含まれています。建材も再資源化や土に還る物でなければエコロジーとはなりません。そして何よりも長持ちをする建物を造ることにより、ゴミの減量や省資源化に貢献することになります。
建物の内外装材は、住む人と建物そして地球環境の健康を配慮した素材選びが重要となってきます。
自然素材の白色珪藻土壁材は住む人に「健康・快適」そして火に強い為「安心」をもお届けします。
■珪藻土の呼吸する壁
指紋に入るような細かい粒の珪藻土は、多孔質で知られる木炭の孔の大きさとほぼ同じです。しかし、珪藻土は木炭の数千倍といわれる超多孔を有しています。この孔が、まさに人知を超えた力を持ち、空気の浄化、調湿、消臭などの作用を果たします。
■珪藻土の特性と主な効果
珪藻土の特性である不燃・結露防止・調湿・呼吸性・消臭・空気浄化機能・防水機能・断熱性などの高機能は、現代に望まれる健康・快適・安心の住まいにフィットした壁材です。
軽い:かさ比重は0.24 気孔率は約90%
成分の90%はSiO2(珪酸質):酸に強い、カビ菌が不定着
多孔性は木炭の数千倍:吸・放湿(呼吸)性に富む⇒結露防止、調湿
消臭、空気清浄、防音・遮音
断熱・保温・保冷⇒省エネルギー
超微細孔:水を瞬時に目に見えない状態に細分化⇒防水
お問い合せ先
日本ケイソウド建材株式会社
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