快適な住まいのポイントは床下の調湿炭
投稿日:2000年07月23日 10:44
木造家屋の床下湿度は、冬から夏にかけて増加し、夏から冬にかけて減少する。建築用材もこれに従って含水率が上下する。木材は含水率が20%以上になると湿性カビが生えやすくなります。床下の湿気が増加するとカビが生えたり、シロアリが発生するなどして、住宅の耐久性に影響を及ぼしかねない。
この対策として古くから神社、仏閣の床下に炭を一面に敷いていたことが資料や文献で残されています。木炭を顕微鏡で見ると分かりますが、無数の数ミクロン?数十ミクロン程度の小さな穴(ミクロ孔)があり、空中に湿分が高いとその孔に吸着され、乾燥期には逆にそこから放出されます。まさに、木炭は天然の調湿機ともいえます。
このように多孔質で、吸着性、化学的特性が大きい性質を利用して調湿炭は湿気をとり、脱臭効果も強く、シックハウス症候群の原因となる有害物質を吸着し、防虫・防菌作用もあるので、ここ数年需要が増えています。効果を発揮させることができる木炭は、800℃以上で炭化したもので、白炭では備長炭、黒炭では高温で焼いた椚炭が理想とされています。また木炭は天然素材だから人に優しいエコロジー商品です。重金属や土壌汚染物質など人体に有害物質は一切含まれておりません。
■調湿木炭の特性
?多孔質のため吸着性・保水性・透湿性がある。
?微細な最高の毛細凝縮により水分は木炭内に保持される。
?木炭は微生物により分解されないので水による溶出もない。
?吸水による木炭の膨張はない。また静置状態ではほとんど細流化しない。
?アルカリ性を帯び、カビや微生物を調整できる。
■調湿木炭の施工効果
?木炭は多孔質で吸着・放出性があり調湿効果に優れています。さらにリサイクル効果で恒久的利用できますので大変経済的です。
?床下および住居全体の湿気を除去し、結露を防ぎ、白アリ、ダニ、カビ等を防ぐ効果があり、夏涼しく、冬暖かい、健康的で快適な環境をつくります。
?土台や床下の腐食を防ぎ、家屋の耐久性を向上させます。
?木炭は人体の健康と精神の安定をもたらすマイナスイオンを発生させますので、身体に安らぎを与え、リラクゼーション効果があります。
?木炭は、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒド・アンモニア・トルエンなど、有害物質の吸収・分解に効果を発揮します。
家屋において、じめじめとした湿気は床下からのものが多く、床下の水分を発散させないようにするにはある程度の木炭の量が必要になります。立地条件にもよりますが、一坪当たり調湿・浄化用備長炭の量は約60?75kgです。調湿・浄化用備長炭は5?を通気性の良いワリフ袋に入れてありますので、既存の家の床下にも簡単に敷くことができます。新築住宅はもちろんのこと、既存住宅のリフォームの際にも、調湿・浄化用備長炭をご利用下さい。床下収納庫にも調湿・浄化用備長炭は大変効果を発揮いたします。
※価格 調湿・浄化用備長炭 2500円/袋
5?/袋 35?×55?×8?
1坪当たり12?15袋(標準仕様)
問い合せ先
株式会社増田屋
Tel:03?3755?3181
ホームページ http://www.masudaya.co.jp/
https://www.lifestyle.co.jp/2000/07/post_127.html
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